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  • 2014.08.26 Tuesday

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経営改革シリーズ 社長としての決意、想いを発信

今、なお、経営者の不祥事が、頻繁に起こっていますが、言い過ぎかもしれませんが、多分最近の若い経営者は、何不自由なく恵まれた環境に育ち、なおかつ、タタキ上げの経営者と違って学力優秀だが、苦労知らずの人が多く、経営者に求められる基本的な資質や人間力が欠如しているのではないだろうか?


僭越ですが、私は社長就任時に自分に対し、次の様な決意をしました。

私の社長論は、「釣り」の言葉にあるように、「船釣は、船頭を釣れ」にこだわっています。会社を釣り船に例えたら、社長はまさに船頭である。


船釣りは船頭次第です。釣果だけでなく、釣人(社員)のモチベーションに大きく影響します。この事を肝に命じて、3つのこだわりを決意しました。


1)    新任経営者は、前任者の悪口、否定はタブー。
新任経営者は、肩に力が入ってしまうのか、前任者を仮想敵にして、なりふりかまわず、前任者の悪口や過去の仕事ぶりを否定してしまう。最もレベルが低い。

2)    経営者の姿勢は、「知行合一の精神」に徹すること。
経営者やリーダーが求められる、基本的な資質の1つが「知行合一」、すなわち言っている事とやっていることが違わない事、これが社長にとって社員から最も信頼を失う行動である。最近やり玉にあがっている、兵庫県の県議員のようになっていないか?

3)    人間力を養い磨くこと
世の中、会社ももちろん軸は人間である。したがって、経営者と社員は対立的な立場にあるのではなく、あくまで社員は事業の協力者である。その社員を束ね、一定の方向に向けて結果の最大化を図ることが、経営者の使命である。
そこで経営者の人間力とは、相手の痛みがわかる人間であるべきである。

社長として、決意した。この様なこだわりをもって全社員に次の様な社長メッセージを送った。

 
−東京リコーの経営上の課題についてのお願い―

まず、社員の皆さんが各々の持ち場において全力を尽くして頂いていることにお礼申し上げます。

さて、今回の私からの問題の投げ方ですが、先般の就任挨拶の文章にも記載しましたが、今東京リコーを取り巻いている環境、かつ東京リコーの強み弱みを充分に認識した上で、更なる東京リコーの発展の為には、何が課題かを志ある社員すべてより、提言頂きたいと考えます。

戦いの前線で活躍されている、皆さんは、市場が顧客が商品が営業が、そして、コンパチターが大きく変っているということは、肌身で体感されているはずです。


この様な環境下において、皆さんの目から見た東京リコーの経営課題は何で、その為には、どのような施策を講じるべきかをフレッシュな感性で積極的に提言して下さい。

特に部長以上は、提出を必須と致します。

世の中の変化、進歩の中で、現状維持の状態では、東京リコーが21世紀に生き残ることは、極めて困難であると、言わざるを得ません。


経営のシステム、販売の仕組み、方法、収益の拡大、人材育成など、提言頂きたい。

テーマは無限にあります。頂いた提言は、中計の施策に合わせて、改革テーマとして取組みたいと思います。

今、東京リコーが置かれている状況をみると、瞬時でも変革のスピードから遅れる事は許されません。20世紀の負の遺産を一掃し、21世紀の勝利者を共に目指そうではありませんか。


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  • 2014.08.26 Tuesday


講師のご紹介 【向塾】

大和 可也
(やまと かや)

1944年生まれ。高知県出身。
早稲田大学文学部卒。
教育プロデューサー。

大学卒業後1969年〜1987年 (株)学習研究社勤務。 独立後、メディアプロデューサーとして活躍。
その後、大学講座演出、プロデュースを手掛ける。

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相澤 将之
(あいざわ まさゆき)

1942年生まれ。東京都出身。
法政大学経営学部卒。
元東京リコー社長。

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石桁 正士
(いしけた ただし)

1936年生まれ。和歌山県出身。
和歌山大学学芸学部(現教育学部)卒業。(教育学士)
大阪市立大学大学院工学研究科修了。(工学博士)

京都大学、大阪大学を経て1970年に大阪電気通信大学助教授に就任。その後教授を経て2007年名誉教授となる。
やる気研究会の主宰や情報教育学研究会(IEC)の発起人として活躍し、現在大阪電気通信大学の客員研究員として教育の研究に従事。

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